毫髪(読み)ゴウハツ

デジタル大辞泉 「毫髪」の意味・読み・例文・類語

ごう‐はつ〔ガウ‐〕【×毫髪】

細い毛。毫毛
ごくわずかなこと。ほんの少し
「―の間あらしむること勿れ」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「毫髪」の意味・読み・例文・類語

ごう‐はつガウ‥【毫髪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 細い毛。毫毛。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. きわめてわずかなこと。ほんの少し。多く、否定表現を伴う。
    1. [初出の実例]「仏と衆生とは水と波との如くにして、毫髪ばかりの隔なしといへども」(出典:塩山和泥合水集(1386))
    2. [その他の文献]〔論衡‐斉世〕

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普及版 字通 「毫髪」の読み・字形・画数・意味

【毫髪】ごう(がう)はつ

一毛。けすじ。微小。〔論衡、斉世〕方今、光武を承け、孝(つ)ぎ、(しんぽう)美のり、細小毫髮の虧(か)けたる無し。

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