デジタル大辞泉 「気取り」の意味・読み・例文・類語 き‐どり【気取り】 1 体裁をつくろうこと。もったいぶること。「気取りのない性格」2 (現代語では多く接尾語的に用いる)そのものになったつもりで、それらしく振る舞うこと。「芸術家気取り」「夫婦気取り」「八人のそこつ者もいっぱし役者の―にて」〈滑・八笑人・四〉3 気だて。性格。「立居振舞ひ髪容かみかたち、第一―を大切とし」〈風来六部集・里のをだ巻評〉4 趣向。工夫。「屏風びゃうぶの―はどうでごぜんす」〈洒・軽井茶話〉5 ようす。感じ。「まだどうか夢の覚めぬやうなお―ぢゃ」〈黄・見徳一炊夢〉[類語]見栄・めっき・洒落っ気・飾り気・虚栄心 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例