気味合の思い入れ(読み)キミアイノオモイイレ

デジタル大辞泉 「気味合の思い入れ」の意味・読み・例文・類語

きみあい‐の‐おもいいれ〔キミあひ‐おもひいれ〕【気味合(い)の思い入れ】

歌舞伎演技の一。相手の心を推量しながら、自分気持ちをしぐさ表情で表すこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「気味合の思い入れ」の意味・読み・例文・類語

きみあい【気味合】 の 思入(おもいいれ)

  1. 歌舞伎の演技、演出一つ。相手の心を推量しながら、心にうなずいたり、色気を見せたりするなど、無言で自分の気持をあらわすこと。きみあい。
    1. [初出の実例]「両人気味合(キミア)ひの思(オモ)ひ入(イ)れにて」(出典:歌舞伎・四天王産湯玉川(1818)五立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android