気味合の思い入れ(読み)キミアイノオモイイレ

デジタル大辞泉 「気味合の思い入れ」の意味・読み・例文・類語

きみあい‐の‐おもいいれ〔キミあひ‐おもひいれ〕【気味合(い)の思い入れ】

歌舞伎演技の一。相手の心を推量しながら、自分気持ちをしぐさ表情で表すこと。

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関連語 オモ 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「気味合の思い入れ」の意味・読み・例文・類語

きみあい【気味合】 の 思入(おもいいれ)

  1. 歌舞伎の演技、演出一つ。相手の心を推量しながら、心にうなずいたり、色気を見せたりするなど、無言で自分の気持をあらわすこと。きみあい。
    1. [初出の実例]「両人気味合(キミア)ひの思(オモ)ひ入(イ)れにて」(出典:歌舞伎・四天王産湯玉川(1818)五立)

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