水井精一(読み)みずい せいいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水井精一」の解説

水井精一 みずい-せいいち

1840-1864 幕末武士
天保(てんぽう)11年7月17日生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩の足軽で義勇隊士。山本誠一郎らと上関(かみのせき)港で薩摩(さつま)の商船検問,外国貿易品とみて船主大谷仲之進を殺し,荷をやいた。藩に災いがおよぶのをおそれ,元治(げんじ)元年2月26日大坂東本願寺別院前で切腹。25歳。名は通一。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android