水位計(読み)スイイケイ(その他表記)water level gauge

デジタル大辞泉 「水位計」の意味・読み・例文・類語

すいい‐けい〔スイヰ‐〕【水位計】

水位を測定する装置河川などの水位を測定する量水標や、タンクなどの液面の水位を測定する液面計がある。

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精選版 日本国語大辞典 「水位計」の意味・読み・例文・類語

すいい‐けいスイヰ‥【水位計】

  1. 〘 名詞 〙 ボイラーやタンク内部の水面位置外側から知るために取り付けたガラス製の管。水面計。液面計。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「水位計」の意味・わかりやすい解説

水位計
すいいけい
water level gauge

河川や貯水池の水面の高さ(水位)を測定するための装置。水位計には、水中に立てた柱に目盛りを付けた水位標、水面に浮かべたフロートの動きから水位を測定するフロート式水位計、水中に設置された圧力計水圧から水位を測定する圧力式水位計、水面の上方に取り付けた超音波送受波器で超音波が水面で反射して戻ってくるまでの時間を計測して水位を測定する超音波式水位計などがある。実験水路の流れでは、先端を尖らせた棒を下ろし水面に触れさせて水位を測定するポイントゲージが用いられる。

[鮏川 登]

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世界大百科事典(旧版)内の水位計の言及

【治水】より

…運河の開削や貯水池の設置によって,定期的な増水と,この増水がもたらす肥沃な泥土を有効に利用することが,古代以来,歴代君主の最も重要な農業政策とみなされてきた。第9,第10王朝では運河の開削が行われたことが碑文に伝えられ,第12王朝期には第2急湍付近に水位計(ナイロメーター)が設置された。イスラム時代に入ると,アスワンとフスタート近くのローダ島に水位計が建設され,ナイルの増・減水はさらに正確に計測されるようになった。…

※「水位計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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