デジタル大辞泉 「水先案内人」の意味・読み・例文・類語 みずさき‐あんないにん〔みづさき‐〕【水先案内人】 1 ⇒水先人2 (比喩的に)先導して行く先を示す人・役目。「改革開放の水先案内人」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水先案内人」の意味・わかりやすい解説 水先案内人みずさきあんないにんpilot 水先人,パイロットともいう。船舶が港湾,河川などの狭い水路を通航するとき,その船に乗込んで安全に運航するように導く案内人。水先法 (昭和 24年法律 121号) と関係政令によって,水先人を必要とする水域 (水先区) と,水先人の資格が定められている。現在全国に 39の水先区があり,このうち横浜,横須賀,神戸,関門,佐世保,那覇など 11区域は強制水先区に指定されており,一定トン数 (外国船 300t,内航船 1000t) 以上の船舶には水先人をつけなければならない。また総トン数1万t以上の船舶を対象とする強制水先区は,東京湾,明石,備讃瀬戸,来島の4区となっている。水先人の資格は,水先人試験に合格し,希望する水先区で3~4ヵ月の実務訓練を受け,最終審査ののち免許が与えられる。条件として3年以上の船長経験者 (3000t以上の船舶) となっている。水先人を本船に送迎する水先船は,小型の港内用から数百tの外洋用まであり,水先人の乗船を示す"H"旗を掲げる。水先料は,水先区ごとに船舶の大きさに応じて,省令で定めてある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「水先案内人」の意味・わかりやすい解説 水先案内人みずさきあんないにん →水先人 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by