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水利妨害罪 スイリボウガイザイ

大辞林 第三版の解説

すいりぼうがいざい【水利妨害罪】

堤防の決壊、水門の破壊、その他水利の妨害となる行為をなすことにより成立する罪。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

水利妨害罪
すいりぼうがいざい

堤防を決壊させたり、水門を破壊したり、その他水利の妨害となるべき行為をする罪。刑法第123条は、水利妨害罪を2年以下の懲役もしくは禁錮または20万円以下の罰金に処し、また、堤防を決壊させたり、水門を破壊したり、その他出水させるべき行為を出水罪(出水危険罪)として、同様の刑に処している。水利妨害罪は、灌漑(かんがい)、水車、発電などの水を利用する権利(水利権)を侵害する罪であるのに対して、出水罪は出水(溢水(いっすい))の危険を生じさせる公共危険犯の一種であるから、両罪は罪質を異にするが、本条は、堤防を決壊させたり、水門を破壊するなど手段の共通性に着目して、あわせて規定している。[名和鐵郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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