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水子大応寺貝塚 みずこだいおうじかいづか

世界大百科事典 第2版の解説

みずこだいおうじかいづか【水子大応寺貝塚】

埼玉県富士見市水子字寺前の大応寺の門前にある縄文時代前期の遺跡水子貝塚ともよばれる。荒川の河口から上流へ約38km,新河岸川の右岸,荒川の低地を見下ろす武蔵野台地の北東端部,標高約19mの地に位置する。貝塚は67ヵ所の小貝塚群からなり,径約160mの範囲に環状に点在する。いずれもヤマトシジミを主体に,若干の海水産の貝類が伴う主淡貝塚で,古くから貝塚研究の対象として注目された遺跡である。発掘調査は1937年と67年の2回行われているが,いずれも貝層の下から竪穴住居跡が発見されており,この2回の発掘調査とその後のボーリング調査の結果などによって,この貝塚が縄文時代前期の数時期にわたって営まれた大規模な環状集落であることが明らかになってきている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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