水牢(読み)ミズロウ

デジタル大辞泉 「水牢」の意味・読み・例文・類語

みず‐ろう〔みづラウ〕【水×牢】

水びたしにした牢の中に罪人を入れて苦しめること。また、その牢屋江戸時代、主に年貢未納者に課した。

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精選版 日本国語大辞典 「水牢」の意味・読み・例文・類語

みず‐ろうみづラウ【水牢】

  1. 〘 名詞 〙 牢舎に水をたたえて入牢者を水漬けにする刑罰。また、その牢獄。江戸時代、年貢未納の農民に科したことがある。
    1. [初出の実例]「さやうに稲をあがりては、我らは水牢(ミヅラウ)に入れらるる歟」(出典仮名草子浮世物語(1665頃)三)

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普及版 字通 「水牢」の読み・字形・画数・意味

【水牢】すいろう

水中の牢。

字通「水」の項目を見る

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