水碓(読み)すいたい

精選版 日本国語大辞典 「水碓」の意味・読み・例文・類語

すい‐たい【水碓】

  1. 〘 名詞 〙 水力を利用してつく唐臼(からうす)
    1. [初出の実例]「穿竹樵歌響、舂雲水碓収」(出典:蘭室先生詩文集(1818)二・渓上晩帰)
    2. [その他の文献]〔孔融‐肉刑論〕

みず‐うすみづ‥【水碓】

  1. 〘 名詞 〙 水車動力として穀物をひく時などに用いた臼。碾磑
    1. [初出の実例]「且能く彩色(しみのもの)紙墨とを作り、并て碾磑(ミツウス)造る」(出典:日本書紀(720)推古一八年三月(岩崎本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「水碓」の読み・字形・画数・意味

【水碓】すいたい

水車の臼。

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