水蜘蛛(読み)ミズグモ

デジタル大辞泉 「水蜘蛛」の意味・読み・例文・類語

みず‐ぐも〔みづ‐〕【水蜘蛛】

ミズグモ科のクモ体長約1.5センチ。水中生活をする特異なクモで、水草の間に網巣を張り、水面から体の毛に空気をつけて運び、空気の部屋を作る。ユーラシアに分布し、日本でも見つかっている。
アメンボ別名

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精選版 日本国語大辞典 「水蜘蛛」の意味・読み・例文・類語

みず‐ぐもみづ‥【水蜘蛛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. クモ綱クモ目ミズグモ科の水生クモ。体長九~一二ミリメートル。体は褐色で、歩脚は細長い。水草の間に袋網をはり、体毛に気泡をつけて空気を巣へ運ぶ。夜行性で水生昆虫を捕食。ヨーロッパ北部・アジアに分布し、日本では北海道、本州、九州の高層湿原にごくまれにみられる。ミズグモ科は世界でも本種のみが知られる。
    1. [初出の実例]「柳の葉におちてよりくる水蛛の一さしはさてまひまひのむし」(出典:狂歌・豊蔵坊信海狂歌集(17C後))
  3. あめんぼ(水黽)」の異名

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動植物名よみかた辞典 普及版 「水蜘蛛」の解説

水蜘蛛 (ミズグモ)

学名Argyroneta aquatica
動物。ミズグモ科のクモ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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