水被り(読み)ミズカブリ

デジタル大辞泉 「水被り」の意味・読み・例文・類語

みず‐かぶり【水被り】

宮城県登米とめ市北部、米川地区で毎年2月に行われる火伏せ祭り。顔にすすを塗り身体に注連縄しめなわを巻いた男らが、水を浴びながら町をねり歩く。見物人装束わらを引き抜き、各家の防火お守りとする。
[補説]国指定の重要無形民俗文化財。また、平成30年(2018)「来訪神 仮面仮装の神々」の名称で、ユネスコ無形文化遺産に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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