すべて 

水酸化セシウム(読み)スイサンカセシウム

化学辞典 第2版 「水酸化セシウム」の解説

水酸化セシウム
スイサンカセシウム
caesium hydroxide

CsOH(149.91).水に硫酸セシウム水酸化バリウムを加えて,硫酸バリウム沈殿を除き,濾液を蒸発乾固すると得られる.白色または黄色の潮解性結晶.密度3.68 g cm-3.融点272 ℃.強塩基性を示す.水に易溶,エタノールに可溶.アルカリ蓄電池電解液環状シロキサン重合触媒に用いられる.[CAS 21351-79-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む