水間坂下村(読み)みずまさかしたむら

日本歴史地名大系 「水間坂下村」の解説

水間坂下村
みずまさかしたむら

[現在地名]今立町北坂下きたさかした

水間谷谷口に位置し、北は水間川を隔て長谷ながたに村と相対する。月尾つきお谷の坂下と区別するため水間坂下と称されたが、明治一四年(一八八一)の「郡区町村一覧」で北坂下と改称された。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では水間村(高一三二九・二五四石)に含まれるが、元禄郷帳で分村、村高二一九・四七一石。反別は、文化元年(一八〇四)の坂下村明細帳(長谷川家文書)によると一五町余で、畑が八町余と田をわずかに上回り、稗・麦・黍・大豆小豆・粟・蕎麦・大根などが作付された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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