氷之沢村(読み)ひのさわむら

日本歴史地名大系 「氷之沢村」の解説

氷之沢村
ひのさわむら

[現在地名]美和村氷之沢

緒(お)川が村内を南西へ流れ、北西は高部(たかぶ)村。文禄五年(一五九六)御蔵江納帳(秋田県立図書館蔵)に「ひの沢」とみえる。「水府志料」に「村名古へは檜野沢と書せり。元禄八亥年、氷之沢村と改む」とある。寛永一二年(一六三五)の水戸領郷高帳先高には「檜野沢村」とみえ、元禄郷帳に「氷之沢村」とある。「水府志料」によると戸数およそ四七。同書に「部垂村辺より、黒羽、烏山への往来なり。西野内紙、二十七枚切紙の類あり」と記される。長沢(ながさわ)峠を越えた旧道分岐点に道標が残り、その標石には「元文四己未天 氷之沢村 東長沢山方部垂 大田道 南上小瀬野口水戸長倉茂木 道 北下檜沢鳥子馬頭 烏山道 十一月吉日 平塚氏」と刻まれる(山方町誌)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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