永井一孝(読み)ナガイ ヒデノリ

20世紀日本人名事典 「永井一孝」の解説

永井 一孝
ナガイ ヒデノリ

明治〜昭和期の国文学者 早稲田大学名誉教授



生年
慶応4年8月8日(1868年)

没年
昭和33(1958)年12月16日

出生地
長野県西筑摩郡福島町

旧姓(旧名)
池谷

別名
号=空外

学歴〔年〕
東京専門学校文学科〔明治26年〕卒

経歴
文学科の第1回生として卒業。明治28年東京専門学校の講師となり、40年早大教授となる。高等師範部、高等予科で国文学を担当。昭和18年定年退職して名誉教授。門下山口剛竹野長次、佐々木八郎らがいる。著書に「日本文学史」「国文学書誌」「枕草子新釈」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永井一孝」の解説

永井一孝 ながい-ひでのり

1868-1958 明治-昭和時代の国文学者。
慶応4年8月8日生まれ。東京専門学校(現早大)文学科第1回卒業生。英文学,演劇学をめざすが,坪内逍遥(しょうよう)のすすめで訓詁(くんこ)を関根正直にまなぶ。早大高等師範部教授をつとめた。昭和33年12月16日死去。90歳。旧姓は池谷。号は空外。著作に「日本文学史」「源氏物語諸抄大成」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android