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関根正直 セキネマサナオ

デジタル大辞泉の解説

せきね‐まさなお〔‐まさなほ〕【関根正直】

[1860~1932]国文学者。江戸の生まれ。有職故実に精通し、「古事類苑」の編纂(へんさん)に尽力。著「装束甲冑図解」「宮殿調度図解」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

関根正直 せきね-まさなお

1860-1932 明治-昭和時代前期の国文学者,有職(ゆうそく)家。
安政7年3月3日生まれ。関根只誠(しせい)の長男。「古事類苑」の編集にくわわる。のち学習院,東京女高師(現お茶の水女子大)などの教授をつとめた。学士院会員。昭和7年5月26日死去。73歳。江戸出身。東京大学卒。号は吟風など。著作に「装束甲冑(かっちゅう)図解」「宮殿調度図解」「大鏡新註」など。

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大辞林 第三版の解説

せきねまさなお【関根正直】

1860~1932) 国文学者。江戸の人。学習院・東京女高師教授などを歴任。故実に詳しく、「古事類苑」の編纂へんさんに参画。著「宮殿調度図解」「大鏡新註」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

関根正直
せきねまさなお
(1860―1932)

国文学者。江戸日本橋に、幕府御用を勤め文人でもあった只誠(しせい)の子として生まれた。1886年(明治19)東京大学古典講習科卒業。『古事類苑(こじるいえん)』の編集に従事したのち、華族女学校、学習院、東京女子高等師範学校などの教授を歴任。文学博士(1909)、帝国学士院会員(1928)。大槻文彦(おおつきふみひこ)没後、『大言海』の完成に尽力したほか、早くから故実・考証に努め、『宮殿調度図解』『公事(くじ)根源釈義』などの著作がある。ほかに『大鏡新註(しんちゅう)』などの中古・中世文学の注解、『国語学参考』などの著書多数。[林 巨樹]

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世界大百科事典内の関根正直の言及

【日本文学】より

…【加藤 周一】
【研究史――近代以降】
 明治初期の日本文学研究は,近世国学の継承・踏襲にとどまるものであった(近世までの研究については〈国学〉〈歌論〉などの項を参照)。1890年,北村透谷により,〈文学史の第一着は出たり〉と評された関根正直《小説史稿》,および三上参次・高津鍬三郎《日本文学史》という新動向をみるものの,〈国学〉が近代科学として再編成されるのは,明治30年代の芳賀(はが)矢一においてである。芳賀は1899年《国文学史十講》で以後の文学史叙述の一範型を示し,翌年からのドイツ留学の成果を〈日本文献学〉の名で体系化した。…

※「関根正直」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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