永井道明(読み)ナガイ ドウメイ

20世紀日本人名事典 「永井道明」の解説

永井 道明
ナガイ ドウメイ

明治〜昭和期の体育家 学校体育功労者。



生年
明治1年12月18日(1869年)

没年
昭和25(1950)年12月19日

出生地
常陸国(茨城県水戸)

学歴〔年〕
東京高等師範学校〔明治26年〕卒

主な受賞名〔年〕
学校体育功労者〔昭和15年〕

経歴
明治26年東京高師助教諭を経て、29年奈良県立畝傍中学校教諭、31年同校長。35年兵庫県立姫路中学校長となり、38年文部省から海外体育事情調査のためボストンストックホルムに派遣されスウェーデン体操研修、42年帰国。東京高師、東京女高師各教授となり、日本最初の学校体操教授要目作成、大正2年完成、公布。11年東京高師、13年東京女高師を辞任、私立本郷中学教頭となった。昭和15年には体育功労者として表彰され、日本学校体操の父と呼ばれた。著書に「学校体操要義」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永井道明」の解説

永井道明 ながい-みちあきら

1869*-1950 明治-昭和時代前期の体育学者。
明治元年12月18日生まれ。38年文部省から委嘱されて欧米に留学,スウェーデン体操を研修する。大正2年公布の日本最初の「学校体操教授要目」を作成。昭和15年全国学校体育功労者として表彰された。東京高師教授,東京女高師(現お茶の水女子大)教授。昭和25年12月19日死去。82歳。常陸(ひたち)(茨城県)出身。高等師範卒。著作に「学校体操要義」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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