デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永島安竜」の解説 永島安竜 ながしま-あんりゅう 1801-1869 江戸時代後期の医師,治水家。享和(きょうわ)元年8月15日生まれ。甲斐(かい)(山梨県)の人。江戸で大田錦城,朝川善庵に儒学を,二宮彦可(げんか)に医学をまなぶ。郷里にかえって開業し,医業でえた資金で河口湖から水をひく灌漑(かんがい)工事をすすめ良田をつくった。明治2年5月3日死去。69歳。名は丕顕(ひけん)。字(あざな)は宗旦,信山。号は臥竜窟。著作に「農家心得」「理療令弁」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例