永江一夫(読み)ナガエ カズオ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「永江一夫」の解説

永江 一夫
ナガエ カズオ


肩書
元・農相,元・民社党副委員長

生年月日
明治35年2月1日

出身地
岐阜県恵那郡陶村(現・瑞浪市)

学歴
関西学院専門部〔大正13年〕卒

経歴
在学中、河上丈太郎賀川豊彦の影響を受け、神戸の造船所争議に参加。昭和4年以来神戸市議に連続4回当選。5年神戸自由労働組合組合長。12年社会大衆党中央執行委員となり、衆院議員初当選。20年社会党結党に参加、21年衆院議員。23年芦田内閣の農林大臣。35年民社党結成に参加、副委員長。44年の総選挙で落選長男の一仁にバトンタッチし、政界から引退

受賞
勲二等旭日重光章〔昭和47年〕

没年月日
昭和55年4月23日

家族
長男=永江 一仁(衆院議員)

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「永江一夫」の解説

永江 一夫
ナガエ カズオ

昭和期の政治家 元・農相;元・民社党副委員長。



生年
明治35(1902)年2月1日

没年
昭和55(1980)年4月23日

出身地
岐阜県恵那郡陶村(現・瑞浪市)

学歴〔年〕
関西学院専門部〔大正13年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲二等旭日重光章〔昭和47年〕

経歴
在学中、河上丈太郎、賀川豊彦の影響を受け、神戸の造船所の争議に参加。昭和4年以来神戸市議に連続4回当選。5年神戸自由労働組合組合長。12年社会大衆党中央執行委員となり、衆院議員初当選。20年社会党結党に参加、21年衆院議員。23年芦田内閣の農林大臣。35年民社党結成に参加、副委員長。44年の総選挙で落選、長男の一仁にバトンタッチし、政界から引退。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永江一夫」の解説

永江一夫 ながえ-かずお

1902-1980 昭和時代の社会運動家,政治家。
明治35年2月1日生まれ。日本労農党,社会大衆党に属し,神戸市会議員,兵庫県会議員をへて,昭和12年衆議院議員(当選4回)。戦後,社会党に属し,芦田内閣の農相。のち民社党副委員長。昭和55年4月23日死去。78歳。岐阜県出身。関西学院高商部卒。著作に「わが昭和史」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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