汗腺炎(読み)かんせんえん

関連語 名詞

日本大百科全書(ニッポニカ) 「汗腺炎」の意味・わかりやすい解説

汗腺炎
かんせんえん

汗腺に化膿(かのう)菌である黄色ブドウ球菌が感染して炎症をおこしたもので、俗に「あせものより」という。汗腺にはエクリン腺アポクリン腺があるが、夏季汗疹(あせも)に伴って乳幼児の頭、顔、首などに多発するエクリン汗腺炎と成人のわきの下や陰部に生ずるアポクリン汗腺炎とがある。いずれも皮膚の深部に痛みのあるしこりとして現れ、化膿が進むと表面の皮膚が赤くはれ、やがてぶよぶよして破れ、膿(うみ)が出る。皮膚の衛生、局所の安静に留意し、蒸しタオルで汗をぬぐい、抗生物質軟膏(なんこう)や湿布を用いる。症状の強いときには抗生物質の内服、また炎症の進んだものは小切開を加えて排膿する。

[野波英一郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む