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汗疹(読み)かんしん(英語表記)miliaria; sudamina

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

汗疹
かんしん
miliaria; sudamina

あせも。が皮膚表面に排泄されずに表皮内および真皮内汗管に貯留することによって生じる発をいう。汗の貯留部位,臨床所見によって次のように分類される。 (1) 水晶様汗疹 汗が表皮角質層内の汗管に貯留するため,無色の小水疱が多発する。高温にさらされたり高熱などの際に生じ,多汗症を合併することが多い。 (2) 紅色汗疹 汗が表皮棘層内に貯留することにより,紅色を呈する汗疹で,しばしばかゆみを伴い,掻破して湿疹化することがある。 (3) 真在性汗疹 汗が表皮棘層下部,基底層部,真皮内に貯留することによって起きる。紅色汗疹の重症型。汎発化すると発汗が停止し,熱射病にかかることがある。 (4) 膿疱性汗疹 汗疹が二次感染により膿疱化したもの。

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デジタル大辞泉の解説

あせ‐も【汗×疹】

夏季や発熱時に、汗が十分排出されず、表皮内に残ったときに皮膚にできる小さな赤い丘疹(きゅうしん)。汗瘡(かんそう)。かんしん。あせぼ。 夏》「―して娘(こ)は青草のにほひかな/蛇笏

かん‐しん【汗×疹】

あせも」に同じ。

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大辞林 第三版の解説

あせぼ【汗疹】

〔「あせいぼ」の転〕
あせも。 [季] 夏。

かんしん【汗疹】

あせも。

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世界大百科事典内の汗疹の言及

【あせも】より

…汗のために皮膚に発生する小さい吹出物で,医学的には汗疹miliariaという。汗を分泌する汗腺には,エクリン腺とアポクリン腺の2種類があり,ふつうの汗はエクリン腺から分泌されるものである。…

※「汗疹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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