日本歴史地名大系 「江尻出作」の解説 江尻出作えじりでさく 静岡県:清水市旧有渡郡地区江尻出作[現在地名]清水市永楽町(えいらくちよう)・大手(おおて)一―三丁目・江尻台町(えじりだいまち)・天神(てんじん)一―二丁目・宮代町(みやしろちよう)江尻町の西、巴(ともえ)川下流部左岸にあり、北は辻(つじ)村など、西は高橋(たかはし)村。天明八年(一七八八)の申上書によれば、江尻宿の百姓らが高橋村に出作していた分を元和七年(一六二一)に分離して一村にしたという。近世には庵原(いはら)郡に属し、江戸時代の領主の変遷は清水町に同じ。年貢割付状(旧佐藤家文書、以下断りのない限り同文書)が寛永一九年(一六四二)以降明治三年(一八七〇)まで一部を欠いてほぼ継続して残る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by