江師村(読み)えしむら

日本歴史地名大系 「江師村」の解説

江師村
えしむら

[現在地名]大正町江師

小石こいし村の北方檮原ゆすはら川と芳川よしかわ川の合流地点の下流檮原川西岸(右岸)に位置し、上山かみやま下分しもぶん一村。「土佐州郡志」は「東限津野山大川(檮原川)、西限植松山、南限丁子之川、北限西之川山、東西五町南北二十町、戸凡四十七、其土黒」と記す。

慶長二年(一五九七)上山郷地検帳に「江志村」とみえ、検地面積は一六町一反余。ほかに切畑が若干ある。すべて「上山分」とされる。この江志村には江戸時代の小石村が含まれる。元禄郷帳によると本田高一四八石余。寛保郷帳によれば家数三五、人数一八一、馬一五、牛二、猟銃八。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む