池田草庵(読み)いけだ そうあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池田草庵」の解説

池田草庵 いけだ-そうあん

1813-1878 江戸後期-明治時代儒者
文化10年7月23日生まれ。京都で相馬九方(そうま-きゅうほう)に師事し,春日潜庵(かすが-せんあん)らとまじわる。弘化(こうか)4年(1847)郷里但馬(たじま)(兵庫県)に青谿(せいけい)書院おこし,おおくの子弟をあつめる。但馬聖人といわれた。明治11年9月24日死去。66歳。名は緝。字(あざな)は子敬。通称は禎蔵。著作に「読易録」「草庵先生集」など。

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367日誕生日大事典 「池田草庵」の解説

池田 草庵 (いけだ そうあん)

生年月日:1813年7月23日
江戸時代;明治時代の儒学者;漢学者
1878年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の池田草庵の言及

【八鹿[町]】より

…農業は畜産が主となっている。宿南(しゆくなみ)には但馬聖人と呼ばれた池田草庵(1813‐78)の開いた漢学塾青谿書院の跡がある。妙見山(1139m)にある名草(なぐさ)神社の三重塔は重要文化財に指定されており,境内に樹高57mの夫婦杉(天)がある。…

※「池田草庵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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