沖縄県祖国復帰運動

山川 日本史小辞典 改訂新版 「沖縄県祖国復帰運動」の解説

沖縄県祖国復帰運動
おきなわけんそこくふっきうんどう

1945年(昭和20)米軍占領により日本から分離され米軍政下にあった沖縄の日本への復帰帰属を求める運動。初期段階は一部の心情的復帰論であったが,奄美群島の復帰後,60年には沖縄県祖国復帰協議会が結成され,国民的広がりをもつ運動へ発展した。60年代後半には日米同盟の再編強化として,復帰問題が日米両政府の政策にくみこまれた。72年5月15日施政権が返還され,日本復帰が実現

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android