河野通重(読み)こうの みちしげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河野通重」の解説

河野通重(1) こうの-みちしげ

1584-1651 江戸時代前期の武士
天正(てんしょう)12年生まれ。河野盛政の子。徳川家康小姓をつとめる。不祥事によって蟄居(ちっきょ)を命じられるが,慶長20年(1615)大坂夏の陣で功をたてゆるされる。寛永3年鉄炮頭(てっぽうがしら)となった。慶安4年5月13日死去。68歳。通称権右衛門

河野通重(2) こうの-みちしげ

1652-1725* 江戸時代前期-中期の武士。
承応(じょうおう)元年生まれ。幕臣。小姓組番士,納戸番頭(なんどばんがしら),佐渡奉行をへて,享保(きょうほう)6年京都町奉行となった。享保9年12月18日死去。73歳。通称は勘右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android