精選版 日本国語大辞典 「油絵・油画」の意味・読み・例文・類語
あぶら‐え ‥ヱ【油絵・油画】
〘名〙
※洒落本・龍虎問答(1779)「油絵(アフラヱ)の唐女におぼしき」
③ 油を媒剤とした絵の具で描いた西洋画。通常、カンバス、板などの上に筆で描かれる。混色、重色の効果が大きく、画面は堅牢。一五世紀初め、フランドルのバン=アイク兄弟が技法を確立したといわれ、近世以降、西洋絵画技術の主流となった。
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉六「油画を作る事を学ばんと欲して」
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