家庭医学館 の解説 ちりょうをてきせつにすすめるために【治療を適切に進めるために】 糖尿病の治療は、高血糖(こうけっとう)を改善し、全身の代謝(たいしゃ)状態をできるかぎり正常にもどすのが目的です。そして、糖尿病の症状が消失し、健康な子どもと同等の活動ができ、心身の発達や発育が正常で、慢性の合併症(コラム「小児糖尿病の慢性合併症」)を予防できなければなりません。 この目標を達成するには、子ども自身で血糖を管理し、食事療法、運動療法、インスリン療法を続けていく自己管理能力を養うことが必要です。 糖尿病の子どもを支援する組織が各地にあります。この組織には、幅広い分野専門家たちが糖尿病の子どもの生活全般の相談にのってくれます。自己管理を行なうための教育と、子どもどうしの交流を目的としたキャンプも、毎年、夏に開かれています。 出典 小学館家庭医学館について 情報 Sponserd by