沼貝塚(読み)ぬまかいづか

日本歴史地名大系 「沼貝塚」の解説

沼貝塚
ぬまかいづか

[現在地名]岡山市草ヶ部

すな川流域に生じた湿地帯の西岸にあたる丘陵の麓にある。遺跡のすぐ前面には低湿地が広がっている。この付近は現在標高四メートル前後であるが、堆積の進行していない縄文時代には、浅く水をたたえる水域となっていたものと推定される。貝層は主としてシジミの堆積で形成されているが、わずかにカキハイガイヘナタリなど鹹水産の貝類を交えている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 縄文海進 遺物

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む