泉沢履斎(読み)いずみさわ りさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「泉沢履斎」の解説

泉沢履斎 いずみさわ-りさい

1779-1855 江戸時代後期の儒者
安永8年生まれ。朝川善庵(ぜんあん)にまなぶ。文化12年善庵のかわりに常陸(ひたち)(茨城県)に漂着した清(しん)(中国)の邱有斌(きゅう-ゆうひん)を長崎まで護送。翌年伊勢(いせ)(三重県)亀山藩にまねかれ儒官となった。安政2年10月死去。77歳。陸奥(むつ)鹿角(かづの)郡(秋田県)出身通称は牧太。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android