法儀(読み)ほうぎ

精選版 日本国語大辞典 「法儀」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ぎ【法儀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. [ 一 ] ( ハフ: ) 法と儀礼。また、法則法度。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔管子‐兵法〕
  3. [ 二 ] ( ホフ: ) 仏語。
    1. 行儀。きまり。しきたり
      1. [初出の実例]「仏祖の法儀を軽慢すべからず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)大修行)
    2. 僧侶としての姿。法体。
      1. [初出の実例]「法儀を生馬山に捨て、慈神彼の金の宮に遷りき」(出典:日本霊異記(810‐824)中)
    3. 仏法の儀式
      1. [初出の実例]「先程より法義にかかりまして、御機嫌の程も窺ひませず」(出典:歌舞伎・韓人漢文手管始(唐人殺し)(1789)四)
    4. 極楽
      1. [初出の実例]「かの調達が五逆の因に、沈みはてにし阿鼻の苦しみ、終に法儀の台に変ず」(出典:大観本謡曲・身延(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「法儀」の読み・字形・画数・意味

【法儀】ほうぎ

法度。

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