法然寺跡(読み)ほうねんじあと

日本歴史地名大系 「法然寺跡」の解説

法然寺跡
ほうねんじあと

[現在地名]名張市黒田

宝地山山本寿院と号し、浄土宗、本尊阿弥陀。明治五年(一八七二)廃寺跡地に小堂があり、高さ約一・一メートルの浄土宗独特の石幢塔の法然供養塔が建ち、三面に「至徳元季六月廿五日 日本浄土祖師 源空大和尚 然阿大和尚 向阿大和尚 弁阿大和尚 礼阿大和尚 玄心大和尚 願主 沙弥智玄」と刻銘がある。至徳元年(一三八四)は玄心二十五回忌の前年にあたり、智玄は師の冥福を祈るために浄土宗の開祖源空(法然)以下六代の法灯を彫ったと思われ、文化財的意義は高い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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