出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
香川県高松市仏生山(ぶっしょうざん)町にある浄土宗の寺。仏生山来迎院(らいごういん)と号する。本尊は阿弥陀如来(あみだにょらい)。1207年(承元1)開創。法然上人(しょうにん)(源空)が念仏停止(ねんぶつちょうじ)により讃岐(さぬき)国小松荘(しょう)(香川県仲多度(なかたど)郡まんのう町)に流され、自刻の阿弥陀如来像を安置して生福寺を創建したのを起源とする。のち1668年(寛文8)高松藩主松平頼重が現在の地に寺基を移し、3年の年月をかけて伽藍(がらん)を造営し、寺号を法然寺と改め、松平歴代の菩提寺(ぼだいじ)および祈願所とした。江戸時代の寺領は300石。本堂は1907年(明治40)再建のもの。三仏堂は涅槃堂(ねはんどう)ともいい、寝釈迦(ねしゃか)を中心に、釈迦の死を悲しむ者たちの木彫があり、京都の清凉寺(せいりょうじ)の釈迦像(嵯峨(さが)の立釈迦)に対して讃岐の寝釈迦として知られている。旧暦2月14、15日に涅槃会(え)が行われる。寺宝は絹本着色十王像、紙本着色観音功徳図(かんのんくどくず)(ともに国重文)など数多い。
[清水 乞]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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