波題目(読み)ナミダイモク

デジタル大辞泉 「波題目」の意味・読み・例文・類語

なみ‐だいもく【波題目】

日蓮佐渡流罪のとき、海面南無妙法蓮華経題目を書いて高波を静め、難破するのを救ったという故事

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精選版 日本国語大辞典 「波題目」の意味・読み・例文・類語

なみ‐だいもく【波題目】

  1. 〘 名詞 〙 日蓮が佐渡へ流された時、荒れた海上で南無妙法蓮華経の題目を海面に書き、難破を救ったという故事。
    1. [初出の実例]「真浦村に日蓮の石碑あり、〈略〉此処は則世に聞へたる波題目のうかみ出居るといふ所也」(出典:島根のすさみ‐天保一二年(1841)三月一五日)

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