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泥眼 デイガン

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デジタル大辞泉の解説

でい‐がん【泥眼】

能面の一。目に金泥を塗った女面。元来は「海士(あま)」「当麻(たえま)」などの菩薩(ぼさつ)に、のちには、「葵上(あおいのうえ)」「鉄輪(かなわ)」などの女性の生き霊(りょう)にも用いる。

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大辞林 第三版の解説

でいがん【泥眼】

能面の一。目に金泥を塗った女面。「葵上あおいのうえ」の前シテなど、嫉妬にたける女性に用いられるが、本来は神霊の女面として作られたもので、「当麻たえま」の後シテ(中将姫の霊)などにも用いる。

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世界大百科事典内の泥眼の言及

【能面】より

…(4)は最も能面らしい表現のものといわれ,若い女面として小面(こおもて),増(ぞう),孫次郎,若女の4タイプがあり,それぞれ現在は流派によって使用を異にしている。やや老け役の面として曲見(しやくみ)と深井があり,これに霊性をもたせたものが泥眼(でいがん),増(十寸)髪(ますかみ),年たけた霊性のものとして霊女(れいのおんな),瘦女(やせおんな),老女,姥(うば)などがある。 能面は,能が本来演劇と歌舞の二つの要素の巧みな統合によって成り立っているように,写実と抽象の巧みな融合によって一つの形式美を作り出すところに特色がある。…

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