泰演(読み)たいえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「泰演」の解説

泰演(2) たいえん

?-? 平安時代前期の僧。
大同(だいどう)(806-810)の末ごろ西大寺に住し,法相(ほっそう)宗を盛んにした。天下無敵論客といわれ,ライバルである大安寺三論宗の安澄(あんちょう)と,宮中御斎会(ごさいえ)の内論義(うちろんぎ)で会うたびに論戦したという。

泰演(1) たいえん

?-736 奈良時代の僧。
西大寺の学僧。法相(ほっそう)宗。神亀(じんき)2年(725)律師となる。天平(てんぴょう)8年1月4日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む