デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「泰演」の解説 泰演(2) たいえん ?-? 平安時代前期の僧。大同(だいどう)(806-810)の末ごろ西大寺に住し,法相(ほっそう)宗を盛んにした。天下無敵の論客といわれ,ライバルである大安寺三論宗の安澄(あんちょう)と,宮中御斎会(ごさいえ)の内論義(うちろんぎ)で会うたびに論戦したという。 泰演(1) たいえん ?-736 奈良時代の僧。西大寺の学僧。法相(ほっそう)宗。神亀(じんき)2年(725)律師となる。天平(てんぴょう)8年1月4日死去。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例