コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

安澄 あんちょう

2件 の用語解説(安澄の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

安澄 あんちょう

763-814 奈良-平安時代前期の僧。
天平宝字(てんぴょうほうじ)7年生まれ。善議(ぜんぎ)に三論をまなび,密教にも通じ,勤操(ごんぞう)とともに大安寺三論宗を代表する学匠。法相(ほっそう)宗西大寺の泰演(たいえん)とならぶ論客であった。弘仁(こうにん)5年3月1日死去。52歳。丹波船井郡(京都府)出身。俗姓は身人(むとべ)(身人部)。著作に「中論疏記」。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

安澄
あんちょう
(763―814)

平安時代初期の三論宗(さんろんしゅう)の僧。安澄大徳ともいう。俗姓は身人(むとべ)氏。丹波(たんば)国船井郡(京都府)の人。奈良大安寺の善議(ぜんぎ)から三論の奥義を受け、また密教にも通じた。大安寺に住して弁論に優れ、西大寺の泰演(たいえん)と宮中の講会(こうえ)にてしばしば三論、法相(ほっそう)の教理について論議した。著書に『中論疏記(ちゅうろんしょき)』8巻があり、中国、日本の多くの文献を引用していて資料的価値が高い。弘仁(こうにん)5年3月1日、西大寺別院において入寂。[伊藤隆寿]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

安澄の関連キーワード大伴乎智人海雲(1)光意慈恒慈宝昌海常楼仁秀品慧聞寂

今日のキーワード

大統領補佐官

各種政策の立案その他に関し,側近として大統領に助言する役職だが,実質上はブレーン,顧問として多面的な役割を担う。憲法で定められた唯一の行政責任者である合衆国大統領は,強大な権力を持つにもかかわらず,議...

続きを読む

コトバンク for iPhone

安澄の関連情報