洛陽王湾遺跡(読み)らくようおうわんいせき(その他表記)Luo-yang wang-wan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「洛陽王湾遺跡」の意味・わかりやすい解説

洛陽王湾遺跡
らくようおうわんいせき
Luo-yang wang-wan

中国洛陽市の西郊約 15kmに存在する新石器時代遺跡で,周代以降の墓なども含む。中国科学院考古研究所洛陽工作站によって 1959,60年に発掘が行われた。住居址灰坑,墓葬などが発見されている。新石器時代の文化層は3期に分けられ,第1期文化仰韶文化,第2期文化は仰韶文化と河南竜山文化の中間的な文化で,第3期文化は河南竜山文化とされている。放射性炭素年代測定によると,第3期文化の 79号灰坑出土の木炭は,B.P.3965±95年という年代が測定されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む