津田東巌(読み)つだ とうがん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津田東巌」の解説

津田東巌 つだ-とうがん

1830-1892 幕末-明治時代の儒者
天保(てんぽう)元年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。青山延光(のぶみつ)にまなび,藩校弘道館訓導となる。万延元年彰考館にはいり,「大日本史」志・表の編修に終生つくした。明治25年12月8日死去。63歳。名は信存。字(あざな)は伯行。通称は繁太郎。著作に「南征録」「水戸藩死事録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android