津田東巌(読み)つだ とうがん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津田東巌」の解説

津田東巌 つだ-とうがん

1830-1892 幕末-明治時代の儒者
天保(てんぽう)元年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。青山延光(のぶみつ)にまなび,藩校弘道館訓導となる。万延元年彰考館にはいり,「大日本史」志・表の編修に終生つくした。明治25年12月8日死去。63歳。名は信存。字(あざな)は伯行。通称は繁太郎。著作に「南征録」「水戸藩死事録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android