津田知常(読み)つだ ともつね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津田知常」の解説

津田知常 つだ-ともつね

1762-1846 江戸時代中期-後期豪商
宝暦12年生まれ。京都の人。おさなくして商家井上家に奉公,主人が死んで使用人は皆さったが,ひとりのこり,おさない跡継ぎをたすけた。のち独立して木綿を販売し10年たたないうちに大成功,百余店の支店をつくった。弘化(こうか)3年11月4日死去。85歳。通称は忠兵衛。号は慶儀。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android