津門神社(読み)つとじんじや

日本歴史地名大系 「津門神社」の解説

津門神社
つとじんじや

[現在地名]西宮市津門西口町

昌林しようりん寺の西隣に鎮座し、天照大神を祀る。旧村社。もと西方の松原まつばら神社付近にあったが、宝暦四年(一七五四)に現在地へ移祀したと伝えている。しかし文化三年(一八〇六)の山崎通分間延絵図には昌林寺東方天満宮と稲荷社が描かれており、この天満宮が津門神社と思われる。現祭神は明治二五年(一八九二)頃に伊勢神宮より勧請したものであるが、古くは木造毘沙門天立像を神体とし、脇神として木造弁財天坐像を祀っており、神仏習合的慣習を残した神社であった。両像とも現存する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む