洲崎遺跡(読み)すざきいせき

日本歴史地名大系 「洲崎遺跡」の解説

洲崎遺跡
すざきいせき

[現在地名]井川町浜井川 洲崎

八郎潟残存湖南東部、川河口域左岸の沖積低地(標高約一メートル)に立地する。遺跡は、かつて寺があったという菅江真澄の日記「軒の山吹」の記事を契機として周知され、平成一〇年(一九九八)には圃場整備事業に伴う発掘調査が実施された。検出された遺構は、一三世紀後半から一六世紀末の井戸跡三一二基、掘立柱建物跡一一五棟、竪穴状遺構一八基、土坑二九七基、堀跡三条、溝跡二三一条、道路跡五条などにのぼる。出土遺物には国産の陶器、中国・朝鮮産の陶磁器、および多種多様かつ膨大な量の木製品がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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