デジタル大辞泉
「流涙症」の意味・読み・例文・類語
りゅうるい‐しょう〔リウルイシヤウ〕【流涙症】
涙腺や涙道が詰まるなどして鼻内へ流出されないため、涙が出つづける状態。
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りゅうるい‐しょうリウルイシャウ【流涙症】
- 〘 名詞 〙 涙が病的に多く出る症状。涙管狭窄、涙嚢炎(るいのうえん)などによることが多い。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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りゅうるいしょう【流涙症】
流涙症とは病名ではなく、涙があふれるように出る症状のことをいいます。
原因は、なんらかの刺激によって、涙腺(るいせん)(涙を分泌(ぶんぴつ)する部位)から涙液が大量に分泌するため(分泌性流涙症)、あるいは、涙の排出路である涙道(るいどう)(涙点(るいてん)→涙小管(るいしょうかん)→涙嚢(るいのう)→鼻涙管(びるいかん)→鼻腔(びくう))が狭窄(きょうさく)、閉塞(へいそく)するため(閉塞性流涙症(へいそくせいりゅうるいしょう))と考えられています。
閉塞性流涙症をもたらす代表的な病気には鼻涙管狭窄、鼻涙管閉塞、涙嚢炎、新生児涙嚢炎などがあります。検査では、とくに鼻涙管通水検査が重要です。
分泌性流涙症の原因は、結膜(けつまく)に入った異物や、眼脂(がんし)などをともなう結膜疾患では結膜炎、疼痛(とうつう)や羞明(しゅうめい)(まぶしさ)をともなう角膜疾患では角膜炎など、さまざまです。
出典 小学館家庭医学館について 情報
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