流頭日(読み)りゅうとうじつ(その他表記)Liu-tóu-jih

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「流頭日」の意味・わかりやすい解説

流頭日
りゅうとうじつ
Liu-tóu-jih

朝鮮古来行われてきた御手洗祭 (みたらしさい) 。流頭節ともいう。『東都遺俗』によれば新羅の頃に始ったと伝えられる。身心不浄を払い,健康を祈願するために,旧暦6月 15日に髪膚渓流洗い,集会して宴飲の会を催す行事で,今日でもその儀は各地に残存している。また,農村では,干害が起るとこの流頭日に田畑に縄を張って水を投げ雨乞いをする風習があった。

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