浦壁村(読み)うらかべむら

日本歴史地名大系 「浦壁村」の解説

浦壁村
うらかべむら

[現在地名]三原町神代浦壁じんだいうらかべ

黒道くろみち村の東にある。北部は平地、南部は山地諭鶴羽ゆづるは山系へ続く。同山系より発する諭鶴羽川が東部を北流する。天正一四年(一五八六)一一月三日の淡路国御蔵入目録に「浦かへ村」とみえ、三五八石が羽柴秀吉の蔵入地となっていた。正保国絵図では高一二七石余。天保郷帳では高二九三石余。反別戸数取調書によると反別五三町七反余、高四三一石余、うち蔵入高一七二石余・給知高二六九石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android