浪打八幡(読み)なみうちはちまん

日本歴史地名大系 「浪打八幡」の解説

浪打八幡
なみうちはちまん

[現在地名]詫間町詫間 宮の下

詫間の北西部に鎮座する。祭神応神天皇・仲哀天皇・神功皇后。旧郷社。社伝では推古天皇一二年高村親王の創建という。「西讃府志」は貞観元年(八五九)宇佐八幡を山城国男山おとこやま(現京都府八幡市)に遷座の時、海上風波があって詫間の浦に泊まり、その因縁によって奉斎したと伝える。「道隆寺温故記」によれば延久五年(一〇七三)白方しらかた八幡(現仲多度郡多度津町)廃壊に及んだため当社を創建し、禅同が導師を勤めたという。「全讃史」には詫間弾正らが祀り弓矢の神としたとあって創祀は定かでない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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