精選版 日本国語大辞典 「浮桶」の意味・読み・例文・類語 うけ‐おけ‥をけ【浮桶】 〘 名詞 〙① =うきおけ(浮桶)[初出の実例]「付たき物は命に浮桶(ウケオケ)」(出典:浮世草子・懐硯(1687)惣目録)② 航路標識の一種。空樽を水面に浮かべ、航路などの目標としたもの。ブイ。〔大正増補和訳英辞林(1871)〕 うき‐おけ‥をけ【浮桶】 〘 名詞 〙 海女などが身辺の水面に浮かしておいて、取った魚介などを入れる網の袋をつけたり、それにつかまって呼吸を整えたりする桶。[初出の実例]「浮き桶に片足濡らし飛ぶ鴎」(出典:雑俳・花見車集(1705)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例