浮砲台(読み)ウキホウダイ

精選版 日本国語大辞典 「浮砲台」の意味・読み・例文・類語

うき‐ほうだい‥ハウダイ【浮砲台】

  1. 〘 名詞 〙 港湾の防御などのために海上に設けた砲台。艦船に丈夫なおおいを設け、多く巨砲を備えつけ、砲台を水上に浮かべたように作ったもの。
    1. [初出の実例]「咸臨丸にも〈略〉其処に備置きたる浮砲台〈船にて造りたる砲台にて、進退自由なり〉にて頻に発砲す」(出典:航米日録(1860)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む