デジタル大辞泉
「海人舟」の意味・読み・例文・類語
あま‐ぶね【海=人舟】
漁師の乗る舟。
「鮪釣ると―騒き塩焼くと人そ多にある」〈万・九三八〉
[補説]書名別項。→海人舟
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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あま‐ぶね【海人舟】
- 〘 名詞 〙 漁夫の乗る舟。いさり舟。海人小舟(あまおぶね)。平安以後の和歌では「尼」を掛け、尼の比喩としていうこともある。
- [初出の実例]「布勢の水海(みづうみ)に 阿麻夫禰(アマブネ)に 真楫かい貫き」(出典:万葉集(8C後)一七・三九九三)
- 「かの岸に心よりにしあま舟のそむきしかたに漕ぎかへる哉」(出典:源氏物語(1001‐14頃)松風)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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